25歳リーマンが0から起業するまでのブログ

このブログは25歳の一会社員が起業するまでの記録を綴ったブログです。

起業するために必要なこと

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最近、仕事をしながら、起業するために必要な能力とは何だろうと考えていた。
 
以前までの僕は、ビジネス遂行能力こそが起業を成功させるために必要だと思っていた。
ここでいうビジネス遂行能力とは、一般的にビジネススキルと呼ばれる、論理的に説明する能力であったり、雑談力であったり、報告書をわかりやすく書く能力であったり、知識を素早く獲得する能力などのことを指している。
 
たしかにこれらの能力は、起業するにしたって、あるに越したことはないだろう。
 
しかし、最近思うのだが、これらの能力があったからと言って、起業家として成功することはできないと思った。
 
入社してからの僕はというと、ずっとそれらのビジネススキルを獲得するために必死になっていた。
「起業家なら、普通のサラリーマンよりビジネススキルは圧倒的に高いはずだ!!」
そんな風な思い込みを、心の底から信じていた。
 
ビジネススキルを向上させるために、たくさんの自己啓発本も読んだし、たくさんのビジネススキル本も読んだ。
本に書いてあることはいくつも試してきたし、実際、それによって同期より秀でた仕事ぶりを発揮できたとも感じている。
 
しかし、10年上の先輩や、20年上の上司となってくると話は全く別だった。
ビジネススキルをどれほど磨いても、それは所詮二年目社員レベルでしかなかったのだ。
ビジネススキルという観点では、先輩や上司に到底かなわないことを思い知らされた。
 
10年上の先輩達が、いかに広範な業務知識を持っていることか、いかに円滑に社内外の関係者とコミュニケーションをとることか、会議においていかに洞察の深いコメントを発することか。
 
一年目の頃の僕はあまりにも愚かすぎて、ビジネススキルを磨き、全力で勉強してさえいれば、そういった先輩たちとも対等に渡りあえる、と本気で信じていたのだ。
 
しかし、それは大きな勘違いであった。10年や20年も上の先輩たちがいかに多くの経験を積んできているか全く理解できていなかったのである。
 
僕だって全力で仕事しているのに、彼らとの距離は一向に縮まらない。
僕が何日も悩んでいた問題だって、彼らにとっては一瞬で解決できる問題でしかなかった。
 
 
 
そんな日々から、この人たちを一年や二年で越えることは現実的な戦い方ではないことを悟った。
 
僕が学んだことは、
「謙虚になって、それらの人の力を適切に借りる」
ということだ。
 
自分より10年も20年も長く生きている人たちと同じフィールド戦うのは全くもって非現実的だし、非効率だった。
 
それよりも、彼らが持っている知識だったり、ノウハウといったものを有効活用する方が、何百倍も効率的に仕事を進めることができる。
 
 
 
話を最初のテーマに戻そう。
 
起業するために必要なことは何か。
 
それは決して、優秀なサラリーマンが持っているビジネススキルなんかではない。
 
起業するために必要なことは、「行動力」「人を惹きつける力」だ。
自分でビジネスを進めるなら、行動しない限り仕事は前に進まない。
また、自分ひとりでは上手くできないことも、適切な人の力を借りることができれば、上手くこなすことができる。
 
これは今の僕における、結論だ。
しかし、これは結論であり、仮説でもある。
今の僕の経験から導き出した結論であるが、それは証明されておらず、仮説でしかない。
 
だから、僕はこの仮説を検証しようと思う。
 
具体的な方法としては、セミナーや勉強会に参加して、実際に起業している人達の姿を見て検証してみようと思う。
 
そこは、起業を目指す人間らしく、行動力を発揮して、たくさんの人の話を聞いて、自分なりの答えを探し行こうと思う。