25歳リーマンが0から起業するまでのブログ

このブログは25歳の一会社員が起業するまでの記録を綴ったブログです。

起業するために必要なこと

f:id:kigyosiyou:20180702212238j:plain

最近、仕事をしながら、起業するために必要な能力とは何だろうと考えていた。
 
以前までの僕は、ビジネス遂行能力こそが起業を成功させるために必要だと思っていた。
ここでいうビジネス遂行能力とは、一般的にビジネススキルと呼ばれる、論理的に説明する能力であったり、雑談力であったり、報告書をわかりやすく書く能力であったり、知識を素早く獲得する能力などのことを指している。
 
たしかにこれらの能力は、起業するにしたって、あるに越したことはないだろう。
 
しかし、最近思うのだが、これらの能力があったからと言って、起業家として成功することはできないと思った。
 
入社してからの僕はというと、ずっとそれらのビジネススキルを獲得するために必死になっていた。
「起業家なら、普通のサラリーマンよりビジネススキルは圧倒的に高いはずだ!!」
そんな風な思い込みを、心の底から信じていた。
 
ビジネススキルを向上させるために、たくさんの自己啓発本も読んだし、たくさんのビジネススキル本も読んだ。
本に書いてあることはいくつも試してきたし、実際、それによって同期より秀でた仕事ぶりを発揮できたとも感じている。
 
しかし、10年上の先輩や、20年上の上司となってくると話は全く別だった。
ビジネススキルをどれほど磨いても、それは所詮二年目社員レベルでしかなかったのだ。
ビジネススキルという観点では、先輩や上司に到底かなわないことを思い知らされた。
 
10年上の先輩達が、いかに広範な業務知識を持っていることか、いかに円滑に社内外の関係者とコミュニケーションをとることか、会議においていかに洞察の深いコメントを発することか。
 
一年目の頃の僕はあまりにも愚かすぎて、ビジネススキルを磨き、全力で勉強してさえいれば、そういった先輩たちとも対等に渡りあえる、と本気で信じていたのだ。
 
しかし、それは大きな勘違いであった。10年や20年も上の先輩たちがいかに多くの経験を積んできているか全く理解できていなかったのである。
 
僕だって全力で仕事しているのに、彼らとの距離は一向に縮まらない。
僕が何日も悩んでいた問題だって、彼らにとっては一瞬で解決できる問題でしかなかった。
 
 
 
そんな日々から、この人たちを一年や二年で越えることは現実的な戦い方ではないことを悟った。
 
僕が学んだことは、
「謙虚になって、それらの人の力を適切に借りる」
ということだ。
 
自分より10年も20年も長く生きている人たちと同じフィールド戦うのは全くもって非現実的だし、非効率だった。
 
それよりも、彼らが持っている知識だったり、ノウハウといったものを有効活用する方が、何百倍も効率的に仕事を進めることができる。
 
 
 
話を最初のテーマに戻そう。
 
起業するために必要なことは何か。
 
それは決して、優秀なサラリーマンが持っているビジネススキルなんかではない。
 
起業するために必要なことは、「行動力」「人を惹きつける力」だ。
自分でビジネスを進めるなら、行動しない限り仕事は前に進まない。
また、自分ひとりでは上手くできないことも、適切な人の力を借りることができれば、上手くこなすことができる。
 
これは今の僕における、結論だ。
しかし、これは結論であり、仮説でもある。
今の僕の経験から導き出した結論であるが、それは証明されておらず、仮説でしかない。
 
だから、僕はこの仮説を検証しようと思う。
 
具体的な方法としては、セミナーや勉強会に参加して、実際に起業している人達の姿を見て検証してみようと思う。
 
そこは、起業を目指す人間らしく、行動力を発揮して、たくさんの人の話を聞いて、自分なりの答えを探し行こうと思う。
 
 
 
 
 
 
 

「スタンフォード式最高の睡眠」を読んで

睡眠について書かれた書籍の中で、近年最も注目を集めているが本書だろう。 
スタンフォード式 最高の睡眠

スタンフォード式 最高の睡眠

 

 

本のタイトルからして、海外の医師が書いた書籍の邦訳かと思ったが、著書はなんと日本人の医師であった。
以前に比べれば、近年の日本では睡眠の重要性がかなり意識され始めたように感じるが、世界的に見たらまだまだ日本人の睡眠時間は短い。
当然、日本人の睡眠への意識はまだまだ低いと思っていたので、このベストセラーが、日本の、しかも多忙を極める医師が書いたものであったというのは少々驚きであった。
 
この著者の専門はナルコプレシーという原因不明の過眠症であり、その解明に向かって30年以上もスタンフォード大学で研究を続けてきたそうだ。
スタンフォード大学は睡眠医学のメッカ的存在である。事実、1963年に世界初の睡眠研究期間「スタンフォード睡眠研究所」を設立している。
著者はその睡眠医学の中心地で、日々集まってくるデータと、自身の研究の成果をもとに本書を書き上げている。
  
 
本書の内容に入る前に、日本人の睡眠時間について今一度振り返ってみたいと思う。
 
以下は28カ国の平均睡眠時間のデータだが、日本は28カ国中最下位であり、その平均睡眠時間は6:30である。
 
 
このデータを見て読者の皆様はどのように感じられただろうが。
自分より長いと感じられただろうか?
おそらく会社員の皆様は、6:30も眠れるなんて十分じゃないか!と感じるかもしれない。
実際、僕の周りの人たちにも平日は6時間睡眠という人が多い。
 
 
たしかに6時間も眠れれば、朝は多少眠いが、よほどのことがない限り、
日中に自分のパフォーマンスが落ちていると感じる人は少ないのではないだろうか。
しかしこの本によれば、個人の差はあれど理想的な睡眠時間は7時間前後であると説いている。
 
 
ここで、この本の優れている点について話しておきたいと思う。
それは、この本が睡眠時間を伸ばすことが健康に良いという当たり前の話を語るに留まらず、
それよりはむしろ、日本人の短い睡眠の状況を踏まえた上で、睡眠の質を最大限高めて、短い睡眠時間でも最大限のパフォーマンスを出せるようにしようという趣旨で書かれている点である。
 
 
したがって、本書では睡眠の質をいかにして高めるかということが書かれている。
いくつかここでも紹介しておこうと思う。
 
①最初の90分間を最高にする。
睡眠には眠りの浅いレム睡眠と、眠りの深いノンレム睡眠があるが、これらはレム睡眠、ノンレム睡眠レム睡眠、ノンレム睡眠・・・といったように、交互に90分周期で繰り返される。
生物の体はノンレム睡眠時に回復するのだが、特に最初のノンレム睡眠が一際深い眠りであり、睡眠全体への影響が最も大きい。
また、最初のノンレム睡眠を深く眠ることができないと、その後何時間眠ろうが、一向に深い眠りはやってこないということなのである。これは非常に恐ろしい。
今日は早く帰れたからたくさん寝るぞ!と意気込んで、早い時間にベットに入ったとしても、最初の90分の質を意識していなければ、どれほど眠っても睡眠不足は解消されず、次の日もやはり眠いままということになりかねない。
②体温スイッチを活用する。
上記の90分を最高にするために提唱されている方法のひとつが体温スイッチを活用する方法である。
人間の身体は体内深部の温度が下がると眠くなるようになっている。
つまり深い眠りにたどり着くためには、体内深部の温度を下げる必要がある。
この深部温度を下げるために、「人間の身体は体温が上がるとそれを下げようとする」という性質を利用するのである。
具体的には就寝90分前の入浴が最適解である。入浴することによって、体内の温度は一時的に上昇するが、時間がたつと徐々にさがり始め入浴前の体温より低くなる。
そして、この体温が下がったところで最も強い眠気がやってくるため、そのタイミングで眠ることが睡眠の質を高めることにつながる。 
③睡眠前に脳を興奮させない。
よりよい睡眠を得るためには、眠る前に脳を興奮させないことも重要である。脳が興奮した状態では深い眠りを得ることができず、特に入眠前の興奮は最初の90分の睡眠の質を下げることになるため、何としてでも下げないといけない。
著者はベッドに入る前にはスマホをみないことを推奨している。しかし、ここで注意して欲しいのは、巷で言われているブルーライトの影響を言っているのではないということである。
ブルーライトの影響を受けるためには、画面をかなり顔に近づけてジッと見続ける、ぐらいのことをしないといけないそうだ。
著書が言っているのはスマホで得られる大量の情報と、その操作(SNS、ゲームなど)が脳を容易に刺激し、興奮状態に追いやってしまうということなのである。
 
 
これ以外にも、最高の睡眠を得るためのメッソドと、その医学的解説が本書ではなされているので、詳しくは書籍をご覧いただきたい。
 
 
最後に本書の終わりに書かれている言葉を紹介して、締めくくりとしたい。
「あなたはすでに覚醒中、あらゆる努力や工夫をし、パフォーマンスを上げようとしているかもしれない。でも、それは人生の3分の2の部分の努力だ。」
 
人生の3分の1を占める睡眠という活動を最高のものにすることによって、残りの3分の2の時間を、より最高のものにしていけるように生きたいものだ。

なぜ、起業するのか

f:id:kigyosiyou:20180624003755j:plain

僕が、なぜ起業しようと思いたったのかについて、書いておこうと思う。

 
始めに断っておきたいのだが、僕は今の仕事が嫌いじゃない。
それどころか、現在の仕事や、職場の人間関係や、与えられている待遇に対して、大変満足していると言っても過言ではない。
 
じゃあなぜ、不満のない職場環境にありながらも起業を目指すのか。
それは、
ワクワクしないから!
である。
 
 
日々仕事をしていれば、上手くいくこともあるし、上手くいかないことだってある。
もちろん、上手く言ったときには達成感が得られるし、周囲の人間に褒められたりすることは非常に嬉しい。
しかし、どんなに仕事が上手くいっていたとしても、その瞬間にワクワクしているかと問われれば、答えは”No”なのである。
 
 
今の職場で働いていても、ワクワクする瞬間がない。
 
 
仕事をして、対価(=給料)を貰っているということは、誰かの役に立っているということだと思う。
自分の能力が発揮され、それに対して対価を貰えるというのは、本来その行為だけで、とてもワクワクする活動なのではないかと思う。
 
もちろん、「入社二年目の若造に仕事の本当の面白さの何がわかるというのか!」という意見もあるだろう。
 
 
正直、その指摘に対しては、僕もその通りだと思う。
入社二年目の若造に仕事の本当の面白さなんて分かるわけがないだろう。
 
 
しかし、会社の先輩や上司を見たときに、仕事をしながらワクワクしているようには、とてもじゃないけど見えない。入社したての頃は、出世して上に行けば面白い仕事が、ワクワクする仕事が、できるのではないかと考えていた。
 入社してから今までの、僕が見てきた上司や先輩は、全然ワクワクしながら仕事をしているようには見えなかった。
 
無難に仕事をこなし、そこそこの成果をあげ、たまには職場の仲間で飲みにいく。
そこでは、誰かの噂話をしたり、仕事の愚痴を言ってみたり、家族や恋人の話をしてみたりする。
 
もちろん、そんな日常を否定するつもりは毛頭ないし、そんな毎日だって幸せだと思う。
 
 
でも、僕はそんな日常には我慢できない。
そんな普通で、当たり前で、どこにでもあって、
そんな普通の日常に我慢することなんてできない。
 
 
日本のどこかには(それどころか、たぶんそこら中にいるのだろうけど)、ワクワクしながらエキサイティングな毎日を生きている人たちがいるに違いない。
 
そんな人達がいるのに、どうして僕は普通の毎日を過ごしているんだろう。
どうして物語にもならないような毎日を送っているんだろう。
そう思わずには、いられないのである。
 
 
きっと、起業することにはリスクもあり、大変なことの方が多いのだと思う。
上手くいかないことの方が多いと思う。
 
でも、
僕はそんなハラハラドキドキするような毎日を送ってみたい。
そして、そんな日常でワクワクしながら生きてみたい。
 
これこそが、僕が起業しようと思う理由なのである。

 

はじめに

起業に向けて考えたり、行動したり、いろいろの事をこのブログに残していこうと思う。始めに、僕が起業をする目的と、起業までの目標、そして現状について書いてみる。

起業する目的 

「日常をもっとワクワクしたものにするため」

起業までの目標

  •  起業に関する本を100冊読んで自分なりにまとめる
  • 起業以外の本を200冊読む
  • 起業用に作った名刺を1000枚配る
  • ビジネスアイディアを500個考える
  • 貯金を200万円貯める
  • 起業家としてやっていくための体力をつける

現状